はじめまして、ようこそ、切り花と野菜の藤谷農園へ

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・スイートピーの育て方 

マメ科 学名:Lathyrus odoratus
原産地:イタリア・シシリー島

季節・日常の手入れ ポイント
 草丈が高くなる品種はそのままほおっておくと倒れてしまうので、3月頃に茎が伸び始めてきたら、支柱をたててまきヒゲが巻き付けるようにしましょう。フェンスなどがあるとそこに勝手にからみついていきます。
  また、草丈が20cmくらいに伸びたら5~6節を目安に上の部分をつみ取り、わき芽を伸ばすようにすると、枝数が増えてボリュームが出ます。草丈の伸びない品種は必要ありません。
 花が咲いたあとにそのままにしておくと豆ができ、栄養がそちらにとられてしまうので、摘み取るようにしましょう。そうすると長期間、花を楽しめます。
 つるが伸びない矮性種(矮性種)は、這うように伸びる性質を活かして吊り鉢に仕立ててもおもしろいです。切り花への利用も兼ねて庭に少し植えてもよいでしょう。

日当たり・置き場所  ポイント 
 日当たりがよい場所を好みます。どれくらいお日様が好きかというと、開花期間に曇天が続くとつぼみが開かず落ちてしまうほどです。苗を育てている間もしっかり日に当てないと、充分生長できず花つきが悪くなります。寒さには比較的強いですが、地植えは、敷きワラなどの霜よけをおこなった方が無難です。
 寒い地方では、耐寒性に優れた夏咲きの品種を選んで育てるとよいでしょう。ちなみに冬咲きの品種は耐寒性が他のものに比べると劣るので、選ぶ際に気をつけましょう。

水やり・肥料
 土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。春に暖かくなってくると、ぐんぐん生長してよく乾くので、水やりを怠らないように気をつけましょう。
  肥料は地植えの場合、土にあらかじめ混ぜておき、追肥として化成肥料を3月頃に与えます。鉢植えもあらかじめ土に混ぜておきますが、追肥は薄めた液体肥料を花の咲く時期、2週間に1回の割合で与えるようにします。肥料はチッソ分が多いと、茎葉ばかり茂って花付きが悪くなるので気をつけましょう。

用土
 通気性と水はけがよい土が適しており、赤玉土(小粒)8:腐葉土2の割合でまぜた土を用います。なお、酸性土壌を嫌いますので地植えの場合はあらかじめ消石灰を混ぜ合わしておきましょう。
 地植えの場合、じめじめした多湿な場所ではよく育たないので避けましょう。

ふやし方
 タネをまいて育てます。家庭園芸では春咲きと夏咲きの系統が育てやすいです。タネのまき時は関西平地で10月中下旬です。早くまくと冬までに大きくなりすぎ、霜の被害を受けやすくなります。冬の間は小苗でも、春に温かくなるとぐんぐん育つので、早くタネをまく意味はあまりないです。タネは非常に表面が堅いので芽が出やすくするために水に一晩つけて、コンクリートの上でこすって傷を付けてからまくようにしましょう。
 植え替えを嫌い、苗が大きくなってから植え付けても根付きにくいので、地植え、鉢植えどちらの場合も直接花を楽しみたい場所にまきます。発芽しないこともあるので、一カ所に2、3粒まとめてまき、発芽したらよいのを選んで間引くようにするとよいでしょう。

かかりやすい病害虫
病気 ウドンコ病 害虫 アブラムシ
 ウドンコ病は茎葉に白い粉状の菌が小麦粉をはたいたように付く病気です。菌に葉の栄養を吸われたり、光合成を阻害されます。早いうちに殺菌剤を散布して拡大を抑えましょう。
 アブラムシは茎葉、花などについて吸汁します。見つけ次第駆除しましょう。

まとめ 
日当たりと水はけのよい場所を好む
タネは庭や鉢に直接まく
ある程度の大きさになったら芽先を摘んで枝数を増やす


・ラナンキュラスの育て方

キンポウゲ科 学名:Ranunculus asiatics
原産地:ヨーロッパ 西アジア

季節・日常の手入れ ポイント
 花が枯れてきたら花茎の下から切り落とします。花びらの縁が枯れ始めたころが切る頃合いです。あまり長く付けておくと見た目が悪い上に、余分な栄養がとられ、傷んだ花にカビが生えて病気にかかることもあります。枯れ葉や黄色くなった葉も取り除き、株は常に清潔にしておきましょう。

日当たり・置き場所 
 日当たりのよい場所で育てます。凍結や霜に合わなければ戸外でも越冬できますが、ベランダなど風の当たらない場所のほうが無難です。寒風や乾燥にさらすと葉が傷みます。かといって、冬に暖かい場所(15℃以上)に置くと間延びするので、生育に差し支えない程度の寒い場所で締めて育てた方がよいです。寒冷地での育苗や冬に花つき鉢植えを入手した場合、室内の日当たりのよい窓際に置きます。

水やり・肥料
 乾燥させると葉がすぐにしおれ、過湿にすると球根が腐って株がダメになります。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにします。
 肥料は芽が出て花が咲き終わるまで、薄めの液体肥料を10日~2週間に1回与えます。

用土
 水はけがよく、やや水もちの良い用土が適しています。赤玉土5(中粒と小粒を半々):腐葉土3:バーミキュライト2など。もしくは、草花用の培養土で充分です。

植え替え・植え付け ポイント
球根の植え付け
 球根の植え付けは10月が適期です。市販の球根はかさかさに乾いており、そのまま植え付けると急激に水を吸って腐るので、ゆっくり吸水させる必要があります
 湿らせた砂やバーミキュライト固く絞った水ゴケの中に入れて2~3日かけてゆっくりと水を吸わすか、水を含ませたキッチンペーパーを何枚か重ねてその上に球根を並べてもよいでしょう。吸水中は日陰の涼しい場所に置きます。水を充分に吸った球根はふくらんでピチピチになるので、改めて土に植え付けます。
 植え付けは5号(直径15cm)鉢に2~3球が目安です。コンテナ植えは10~15cm間隔で植え付けます。
球根の掘り上げ
 花後に葉が黄色く枯れてきたら球根を掘り上げます。適期は6月頃です。掘り上げた球根は葉を取り除いて土を落とし、日当たりでしっかりと乾燥させてから涼しい暗所に貯蔵します。

ふやし方
 タネからふやすことができます。まき時は10月です。発芽温度は15℃前後で、20℃を越すとほぼ発芽しません。発芽まで2週間~3週間かかるので、それまで乾かさないようにします。

かかりやすい病害虫
病気 灰色カビ病 / 害虫 アブラムシ
 春先からアブラムシが発生します。花茎や蕾、葉について吸汁するので薬剤を散布して駆除します。
 灰色カビ病は多湿環境で発生しやすい病気です。枯れた花や葉から発生することが多いので、株は常にキレイにしておきます。

まとめ 
球根はゆっくり吸水させてから植え付ける
枯れた花や花こまめに摘み取る
6月頃に掘り上げてよく乾燥させて貯蔵する

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